会社名のネーミング
ミツカン
酢やポン酢、みりんといった調味料や納豆などの食品メーカーであるミツカン株式会社は、皆さんもご存知のことと思います。
ミツカンの歴史は古く、創業は江戸時代中期にまで遡り、尾張国半田村(今の愛知県半田市)で中村又左衛門という人物が酒造業を開いたのが始まりです。
明治17年に日本で初めて「1商標1社」という条例が公布された際、ミツカンは創業当初から名乗っていた「丸勘」という名前を商標登録する予定でいましたが、既に別の同業者に先を越されてしまっており、新しいネーミングを考えなければならない事態になりました。
尾張地方では、江戸時代から酢製造業者の商標を「丸勘」とする風習があり、元々複数の会社で同じ名前が使われていたのです。
新しい商標を付ける際のアイデアとして取り入れられたのが、丸の中に三本の木が描かれた家紋でした。
これを元に形を変え、さらに易学の知識も参考にしつつ「横三本線」の下に天下一円を意味する「丸」を付けたものを商標登録しました。
「三つ(ミッツ)の線」と「丸=環(カン)」で「ミツカン」と呼ぶようになった由来が、ここにあるのです。
ちなみに、横三本線が意味しているのは「味」「効き(酸っぱさ)」「香り」であり、自社で作る酢の美味しさを実に端的に表わしていると言えるでしょう。
それから、大正、昭和、平成という長い時代を生き抜いてきて、アルファベットでは「Mitsukan」と表記されていましたが、創業200年を迎えた平成16年、表記を「Mizkan」に改めました。
「tsu」を「z」にしたのは、お酢と深い関わりのある「Zymurgy(醸造学)」の頭文字を取ったためです。
見た目もスマートですし、より覚えやすく分かりやすい表記になっていますよね。
なお、ミツカンの商品を見ると「Miz」の部分だけが濃い色になっていることに気付かれると思いますが、これは全ての命の源である「水」を強調しているためです。
ミツカンの「やがて、いのちに変わるもの」というキャッチコピーも「水」のイメージを上手く取り入れたものであると言えるでしょう。
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会社名のネーミングPick!:ミツカン
酢やポン酢、みりんといった調味料や納豆などの食品メーカーであるミツカン株式会社は、皆さんもご存知のことと思います。 ミツカンの歴史は古く、創業は江戸時代中期にまで遡り、尾張国半田村(今の愛知県半田市)・・・・